確認すべき事項とは

介護施設で契約社員になるときに重要なのが、契約書を隅々まで確認することです。
ただ記載事項に納得できるかを考えるだけでなく、記載漏れがないかを確認するのを忘れないと、後で失敗したと気づくことになりかねません。契約社員になると、全ては契約書の内容に左右されることになります。契約期間がいつからいつまでで、契約の更新についてどちらにどれだけの権限があるのかといった点は、重要な確認事項です。また、給与額や給与の支給日、手当の有無やボーナスの有無などのついても確認しなければならないでしょう。このような点は、初めて契約社員になる人でも気が回ることが多いですが、細かな点になると見落としが生じます。特に、今まで介護業界で働いてきた人の場合には、自分が今まで働いてきて不満に思った点が解消されるようになっているかを確認するのを忘れないようにしましょう。
例えば、転勤があるために転職を余儀なくされた経験があるのなら、転勤がないことを契約書に明記しておく必要があります。もし記載がなかったら、正社員の就業規則に準じて命じるというのが許されてしまう場合があるからです。
また、業務内容についても同様であり、特に記載がなければ、職場で必要とされている全ての業務に従事することになる可能性があります。特定の仕事に従事したい場合や、従事したくない業務がある場合には明記してもらえば安心です。この他にも残業の取り扱いなど、細かな点をよく見て確認してから契約すると失敗がありません。